こんにちは!テツです!
今回は、そもそも「マーケティングとは?」というお話です。
リサーチ?市場調査?アンケート?みたいな「やってそうなことのイメージ」はあるのではないでしょうか。
それらが目指している「マーケティングのゴールが何なのか」、こちらをお話していきます。
マーケティングはビジネスの根幹
マーケティンとは商品の企画に始まり、集客をするところから売上を出すところまでのトータルプロセスのことを指します。
マーケティングをあまり勉強せずに仕事やビジネスを行っている人が多いのが現状です。
ですが世の中のビジネスのほとんどはマーケティングの要素が必要になります。
つまりマーケティングを学ぶことはビジネスに強くなることに直結します。
究極のゴール「営業をせずに売れる状態」
私達が学ぼうとしているマーケティングの最終ゴールは
営業活動をゼロにして、営業をしなくても商品が売れる
という状態を目指すことです。
これはマーケティングの神様と呼ばれたP.F.ドラッカーの言葉です。
ドラッカーと聞くとマネジメントを連想する方もいると思いますが、
マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。
と残されています。
例えば新作のiPhone15や、マリオや桃鉄の新作ゲームが発売された時に
と電話やメールなどで営業されたことは、多分ないと思います。
もちろんiPhoheやマリオ、桃鉄というブランド力がすでにあることも大事ですが、
そもそも営業をしなくても売れるように戦略が組まれているからです。
営業せずに売れるパターンは2つ
売れるパターン1:もともと「欲しい」と思っている人たちに商品を届ける
最初から「欲しい」と思っている人たちを「WEB上で」「勝手に」見つかる状態にすれば
こちらから営業をせずとも相手はもう「欲しい」と思ってくれているので
商品は勝手にどんどん売れていく状態になります。
GoogleやYahooを使って検索している人が鍵となります。
自分からGoogleやYahooを使って検索をしている人たちは、
既に解決したい悩みや欲しい商品があるから検索をしています。
売れるパターン2:「興味はあるけど~」を「欲しい」となるように教育する
こんな方々はなぜ買わないのでしょうか?
興味を引くことはできたのに、買うまでにはならなかった理由。
それは「必要性と緊急性が揃っていなかったから」です。
何かを買うときは、当たり前ですがそれが必要だったから買います。
しかし当然何でもかんでも買うことはできないので、
買わないというブレーキがかかります。
例)朝起きたら歯が痛かった
例)すごく商品に詳しい家電量販店の店員さん
店員さん、とても親切で知識も豊富なのでしょうね。
なぜ人は緊急性がないと行動しないのか
結論からいうと、人間には「ホメオスタシス(=恒常性)」という
現状維持をしようとする性質があります。
このため、行動したほうが明らかに自分にとってプラスになると分かっても
このホメオスタシスのせいで行動することを躊躇ってしまいます。
- 運動したら痩せる
- 食生活改善したら痩せる
- お菓子など間食しなければ痩せる
そう頭では分かっているのに、ホメオスタシスのせいで
運動しない・たくさん食べる・お菓子も食べるこれまでの自分を維持しようとします。
過去に幾度も「今年こそは変わろう」「今度こそ痩せよう」などと誓いを立てた時がありました。
それでもうまく行かなかったのはこのホメオスタシスのせいです。
このホメオスタシスを突破するためにはどうすればいいか。
そこで必要となるのが緊急性です。
緊急性があると
となります。
話を戻すと、
- もともとその商品に興味がある方
- 潜在的に「この人にはこの商品が必要だ」という方
をみつけて「必要性」と、「今買うべき緊急性」を届けることが大切です。