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自己効力感とは?行動力を高める理由と自己肯定感との違い

自己肯定感が低いから行動ができない
不安を書き出してみても自分を認めてあげられない
行動できるようになりたいと感じつつも中々思うように動けない

そんな不安を抱えてまた時間が過ぎ去っていっていませんか?

安心と安全を求め、変化に不安を感じるのは当たり前の反応です。
なぜなら変化によって受ける刺激や影響から守る安全装置のような役割が身についているからです。

しかし、同時に私たちは欲深く、

もっと収入を増やしたい
もっと良い暮らしをしたい
もっと自由になりたい

と考えて、資格本や転職サイト、自己啓発本を見て読んでを繰り返しつつも
「まぁ本当にはやらないけど」と行動には移せずにいます。

変わらない日常と思っていたら、ある日突然

「え~この度〇〇さんが退職される運びとなりました。」

と転職成功した同僚の姿を見ることに。

「えっ!?いつの間にそんな行動をしてたの?」
「給料が良いところなのかしら?」
「ここから脱出できていいなぁ。。。」

とあれこれ考えて不安だけが積み重ね、日常を

自己効力感とは?

自己効力感=私ならできる!やれるはず!と「自分の能力を信じる力」です。

子どもが

自転車に乗る練習で転んでも立ち上がって乗れるように頑張る

文字が読めるようになった、真っ直ぐな線がかけるようになった

道端で会った友達のお母さんに挨拶ができるようになった

これらも本人が無意識にでも「わたしならできる」と信じて諦めずに達成にむけて頑張っているからです。

どんな行動にも多少なりとリスクがあります。

「自分ではうまくできない」「きっと失敗する」と考えてしまうのは

自分の能力では対応しきれない、自己効力感が低いと感じるからです。

ここを乗り越えるには限界突破への変化を受け入れることです。

「私ならきっとできる」と自分の能力を信じる自己効力感があれば

達成に向かって行動することが出来ます。

自己肯定感とは?

自己肯定感=「自分の存在や価値を肯定できる気持ち」です。

具体的な特徴には以下のようなものがあります。

【自己肯定感の特徴】
・できる / できない は関係がない
・自分という存在を理解し、どんな自分でも大好きと思える
・失敗しても、できなかったとしても、それが自分だと認める

このように自己効力感が「行動の原動力」なら、
自己肯定感は「自分を認める気持ち」という違いがあります。

こうしてみると、似ていそうで実は全くことなる内容ですね。

ですが連動もしています。

「自己肯定感が低いから動けない」は誤り

自己肯定感が低い=膨らませる前の、しぼんだ風船

多くの方は「自己肯定感が低い」という認識から

なんで自分はこんなにダメなんだろう→きっと何をやってもだめだ→行動できない

と考えてしまっています。

けれど前述の通り、自己肯定感と自己効力感には違いがあります。

自己効力感・・・行動の原動力
自己肯定感・・・自分を認める気持ち

これを「風船」に例えてみたいと思います。

自己効力感・・・行動の原動力=息、空気
自己肯定感・・・自分を認める気持ち=風船

自己肯定感が高いとは、風船が大きく膨らんでいる状態を指します。

風船は最初、ペッタンコでしぼんでいる状態です。

ここから風船を大きく膨らませるためには、中に空気を入れる必要があります。

中に空気を入れるには、風船を口に加えて息を吹き込んでいく必要があります。

何度も何度も、フー!フー!とたくさん息を吹き込んでいく必要があります。

これを矢印で結んでみましょう。

しぼんだ風船口に加えて息を吹き込む空気が入る風船が膨らむ

(自己肯定感=低)(“できるはず”と行動する)達成感 (自己肯定感=大)

自己効力感=大

このように、自己肯定感は自己効力感が大きくしていくことで、自然と一緒に大きくなります。

反対に、自己肯定感が低いと悩んでいる人は、自己肯定感を高めるのではなく、

自己効力感=小さな”私ならできるはず”を積み重ねて達成感をたくさん味わう

ことを意識すればいいのです。

小さな”私ならできる”を繰り返し、達成感を得る

自己効力感を高める=風船を膨らませる

前述のように、

自己肯定感が低いと悩んでいる人は、自己肯定感を高めるのではなく、

自己効力感=小さな”私ならできるはず”を積み重ねて達成感をたくさん味わう

ことを意識すればいいのです。

しぼんだ風船口に加えて息を吹き込む空気が入る風船が膨らむ

(自己肯定感=低)(“できるはず”と行動する)達成感(自己肯定感=大)

自己効力感=大

例えば、ONE PIECEのモンキー・D・ルフィは自己肯定感も自己効力感も極めて高いです。

そんな彼に救われた海軍志望のコビーは、登場初期は「海軍将校になるのが夢です」と抱く一方で「僕なんて」と海賊アルビダの船で雑用をしていました。

自己肯定感も自己効力感もゼロに近いかもしれません。

そこからヘルメッポと共に海軍の見習い海兵として入隊し、ガープ中将の船に乗って昼夜を問わず鍛錬を重ね、さらにいくつもの実績を達成し、雑用→曹長→大佐→SWORDと飛躍していきました。

成長速度(=出世速度)はルフィにも相当すると私は思います。

話が少しそれてしまいました。

小さな”私ならできる”は、何も仕事の成果でなくてもかまいません。

・毎朝決まった時間に毎日起きる
・毎日ひと言だけでも日記や記録をつける
・1日30分はストレッチをする
・毎週1回はジムに行く
・毎月1万円を貯金する

「え?そんな簡単なことでもいいの?」と思うかもしれません。

何も考えなくても達成できるものもあるかもしれませんが、ここでは改めて「できた!」と認識して達成感を少しずつ味わうことが目的であり大切です。

「もうこのレベルは大丈夫」と感じたら、レベルを上げてさらなる達成感にむけてチャレンジしましょう。

・毎朝決まった時間に毎日起きる → 4:30に起床して始発電車に乗る
・毎日ひと言だけでも日記や記録をつける → 毎日3行の日記や記録をつける
・1日30分はストレッチをする → 1日1時間は外へウォーキングに行く
・毎週1回はジムに行く → 毎週2回はジムに行く
・毎月1万円を貯金する →毎月1万5千円を貯金する

夢や目標に向けてチャレンジする

達成できたことが自信に変わる

自己効力感が高まり、達成するレベルも高くなってくると、自己肯定感も大きくなります。

風船がとても大きくなった状態ですね。

そんな風船を2つ3つと増やして行くことで、これまでは夢物語だった自分の目標にもチャレンジしようとする意識が生まれます。

私はつい1年半前までは会社と家を行き来するだけの毎日でした。

しかし自分を変えたいとオンラインサロンに入会し、そこでYouTubeの動画制作技術を学び始め、2ヶ月目で初めてクライアントワークを受注して2千円を売り上げました。

そこから現在はYouTubeだけでなく、InstagramやTikTokなど媒体に依らずにクライアントの目的に合わせた提案とサポートができるWEBマーケターを目指す目標がうまれ、現在の最終目的は、今まで以上に家族を幸せに感じる生活をおくらせてあげることです。

この目的、目標も、始めは「オンラインサロンに入会する」という小さな行動から始まりました。

そしてYouTubeの動画制作技術を学ぶ過程の中でも小さな”できるはず”を行動に変えて達成してきたからこそ、その続きの未来が見え始めました。

私が経験から言えることは、今の自分の”できるはず”レベルを他者と比較せず、自分の能力だけを見て行動に変えて達成し続けることが大切ということです。

さいごに

最後にもう一度図解を載せておきます。

しぼんだ風船口に加えて息を吹き込む空気が入る風船が膨らむ

(自己肯定感=低)(“できるはず”と行動する)達成感(自己肯定感=大)

自己効力感=大

最後まで読んでくださりありがとうございます。