こんにちは!テツです!
今回は「完璧主義をやめたい」「やらないといけないことを先延ばしにしない」
という悩みへの向き合い方について解説していきます。
完璧主義をやめたい、先延ばしをなくす方法
エメットの法則を理解する
タスクを行うことへの不安は、タスクの実行そのものより多くの時間とエネルギーを消耗する
と後回しにすればするほど、頭の中でチラついてどんどん脳の容量をくっていきます。
そしてどんどん脳が疲労していき、
一層手を付ける気が起こらなくなるっていう悪循環に陥ってしまいます。
けれどもいざやろうとすると
と、目的やゴールを思い出す所からやり直す必要が多くなり、
より多くの労力・時間を消耗してしまいます。
この負のループを断ち切って、課題を放置するリスクを回避するには、
面倒な課題ほど先に取り掛かる
というルールを決めておきましょう。
ずばり、「頭頂部にミカン🍊をのせる」です。
このコツのポイントは「頭頂部という1点に意識を集中させること」です。
極端に言えば、ミカンでなくても大丈夫です。
完璧主義こそ先送りする原因である
完璧に仕上げようという思いをあまりに強く持ってしまうと
作業に着手するまでのハードルが高くなってしまいます。
だから課題を最初から完璧にやり遂げようと目指すのではなく
まずは終わらせることを目標にしましょう
完璧主義をなくすシンプルな方法2選
完璧だから成功するわけではないってことを認識する
結論から言いますと、
100点を目指すのが必ずしも正しいわけではない
ということです。
このように、100点じゃなくても成功する事例はとても多く、
むしろ低コストでほどほどのクオリティだからこそ成功する
という事例のほうが多いです。
芸術家や工芸職人のような職種に限って言えば
最高の作品を丁寧に仕上げたほうが成果が上がりやすく
その場合であれば完璧主義の方がむしろ向いているケースもあります。
これらを除けば、
完璧主義ではない方が、より多くの仕事を終わらせることが出来るので
殆どの仕事はうまくいく場合が多いです。
だからこそ、完璧よりも完了までの速さが大事という場面が
往々にしてあるので、それを意識できると良いと思います。
「ベータ版作ればいいや」って思うこと
これも結論から言いますと、
最初から完成版を作り上げる必要なんかない
ということです。
例えば、スマホアプリがリリースされる際には、まず「ベータ版」がリリースされます。
これは正式版をリリースする前にユーザーに使用してもらうことで意見を汲み上げて
より需要に沿った内容で完成度をより高めていくという方法がよく用いられています。
ですので最初はC評価くらいの、最低限の骨組みだけ作り
そこから徐々に肉付けしていって完成度を高めていけばいいということです。
3種類の「完璧主義」
自己本位型:自分の理想に対して完璧であろうと内面から湧いてくる
社会的要求型:プロはこうあるべきだと社会から求められる像に対して完璧であろうとする
他者志向型:他者に完璧を求めまくるクレーマー
完璧主義であることのメリット
質の高い成果を出す
周囲からの信頼を得やすい
向上心がある
完璧主義であることのデメリット
完成形までの道筋が見えるまで行動できない
細部が気になりすぎて作業が遅い
自信がつきにくい
隠れ完璧主義の特徴
悩みすぎて決断することが出来ない
最高の選択をしようとするあまり、
現状考えられるベストな選択肢があっても、更に良い選択が未来にあるかもしれないと
決断を後回しにして時間もかけて情報を集めすぎてしまいます
サンクコストに弱い
回収できないコストを無理に取り戻そうとして余計にお金を投じてしまう状態です。
例えば初期投資で50万円の損をしたとします。
この時点で損切りをして退き際にすべきところ、
「少しでも取り戻して損失を軽くしたい」という心理が働いてしまい
追加10万円を投じることへのハードルも下がってしまって
回収できないまま損失を大きくしてしまいます。
挑戦しない
新しいことに挑戦する際、力を蓄えて完璧に準備しようとします。
その結果、行動を開始していれば巡ってきたであろうチャンスを失ってしまいます。
「チャンスの髪様は前髪しかない」とヨーロッパのことわざでもあるように
機会損失を避けるためにもまずは小さく始めることからやってみて、
あとから徐々に調整することが大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「完璧主義をやめたい、先延ばしをなくす方法を簡単解説」という内容でした。
私たちの時間は有限ですので、
「完了を目指してスピード重視にすべきところ」と
「完成度を高めるために品質重視でこだわるべきところ」を
上手に使いこなすことで、ただ完璧を求め時間を失ったり
その結果チャンスを逃すことがないように意識していきましょう。