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【締め切り効果】自分で決めた期限が守れない人が余裕をもって結果を出せるようになるためにすべきこと

こんにちは!テツです。

「3日後に提出します」と自分で決めたにも関わらず、

期限ギリギリまで追われて自身を持った成果物にできなかった経験はありませんか?

今回の記事を読むと

自分で決めた期限が守れない人の特徴

期限が守れない本当の理由

守れる人になって信頼と成果を得るために必要なこと

が分かります。

ぜひ最後まで読んでください。

自分で設定した締め切りが守れない人の特徴

会社の仕事なら期限内にできる

会社で働いている人は就業時間と上司という存在のお陰で

姿勢と時間について強制力が働く環境にいます。

これにより、

「15時からの会議までにこの資料を準備する」

「終業時間までにあと30件の注文書を受付処理する」

のようなタスクも汗水垂らしながらも超集中して終わらせますよね。

フリーランスで働くことを目標にしている人は、当然すべて自己管理する必要があります。

想定外の予定が発生し、キャパオーバーになる

仕事の期限まで余裕があり、ダラダラと進めるか後でやろうと未着手のままでいると

他の急ぎの仕事が舞い込んできて時間を盗られ、結局期限ギリギリになってから

焦って作業する羽目になってしまったことはありませんか?

例えば毎年の確定申告を2月の開始日付近ではなく、

「何かと忙しかったから」と言いながら3月の期日ギリギリまで先延ばしにしていませんか?

より良い完成度への欲が出る

一見悪いことにはみえない特徴ですが、期日まで余裕を持った状態かそうでないかでは

大きく異なります。

完成度への欲が出るのに締め切りが守れない人は

すぐにアイデアが思いつかない
頭で考えてから行動する
全体の完了より細部の質の向上を優先させる
初見であっと驚くような質と実力を見せつけたい

という特徴があります。

完璧主義な人は要注意です。

守れない人が本当に向き合うべき原因の正体

【原因1】「ラストスパート志向」で進めている

鍛冶場の馬鹿力とも言うように、追い込まれた状況下になってから行動して

なんとか期限に間に合うよう辻褄を合わせようとしていませんか?

残念ながらマンガの主人公のような、天才あるいはチート能力が備わっていて

例え周囲が「もうダメだ!」と思ってるギリギリの状況下でもサラッと覆してしまう

そんな人間はほとんどいません。

大学の定期テストで一夜漬けで単位を取得したことがあったりすると

「間に合えばOK」

「やれば出来るはず」

「なんとかなるだろう」

という思考が表れてしまっています。

当然ですが、仕事ではそうはいきません

テストはプレイヤーが自分のみ、一発勝負で結果が出ておしまいですが、

仕事では大多数のプレイヤーがチームとなって、与えられたスケジュールの中で

それぞれが課題を完了させ、次のプレイヤーにバトンが渡ります。

もしもバトンという名の成果物が大した内容でなく、ミスや要修正が多いバグだらけの内容だったら

受け取った次のプレイヤーが被る迷惑は計り知れません。

間に合ったからいいやと思っている人には、評価も次のチャンスもありません。

【原因2】自分一人では強制力を働かせることは困難である

前述のように

「間に合えばOK」

「やれば出来るはず」

「なんとかなるだろう」

と思ってしまっている根本には、「自制心の無さ」が挙げられます。

アメリカのデューク大学の教授で、イグ・ノーベル賞を受賞しているダン アリエリーさんの書かれた行動経済学の入門書として有名な『予想どおりに不合理』では

”人は自分との約束はすぐに破るが、他人との約束はなかなか破れない”

とあります。

自制心、つまり自分の行動や発言を自分でコントロールすることが出来る人は

「今日から毎日4時間は勉強します」

「毎日1時間はジムに行きます」

と自分で決めたことを守ることが出来ます。

反対に自制心が無い人は、ダイエット中に太ると分かっているのにポテトチップスを1袋食べてしまったり

毎日4時間勉強すると決めたのにダルいと感じてサボってしまったり

禁酒・禁煙を宣言したのに我慢できずに破ってしまったりします。

 

しかし誤解をしてはいけないのが、そもそも人間は弱い生き物であり

同様に誓いを立てても欲に屈してしまう人がほとんどです。

そもそも皆が合理的に行動できていたら、ポテトチップスもお酒もタバコもこれほど売れていないはずです。

守れる人になるための、原因への対処法

「ロケットスタート志向」にする

マリオカートというゲームをプレイしたことがある方なら分かると思いますが、

スタートまでのカウントで「”2”のカウントが始まったらアクセルを踏む」をすると

一気に最高速度でダッシュすることができます。必須スキルですね。

と、いきなり余談で始めてしまいましたが、ラストスパート志向から抜け出すためにはとても重要です。

具体的には

期日までの残り時間を100とした時、最初の30までに提出可能レベルを目指す

です。

例えば締め切りまで14日間あったとしたら

~4日目:ロケットスタート、提出可能なレベルまで完了させる
~10日目:熟成期間、一旦忘れて寝かせる、時間を置いてから見返す(熟成)
~11日目:提出
~14日目:予備日として修正対応用に残す

カレンダーっぽくすると

1日目から必ず、どんなに小さくてもいいので着手しましょう。

そして早々に完了レベルまで到達することで、

「締め切りに追われる」ことから開放されましょう

とはいえ「そんなすぐに完了させられないよ」と思うかもしれません。

しかし完了させるための道筋は0日目の打ち合わせ時に出来ているはずです。

もしそうでないとすれば、打ち合わせにいたメンバー全員が

誤った完了イメージを持ってしまっている可能性が高いです。

どんな仕事も、完了のイメージとそこへ至るまでの道筋(脚本)が必要

他人の目を使って自制心を鍛える

人間は弱い生き物なので、誓いを立てても欲に屈してしまう人がほとんどです。

そこで自制心を鍛える方法として効果があるのが「他人の目を使う」方法です。

これは、自分を知る誰かに見られている状況であれば、

人は自制心を発揮して取るべき行動を取れるようになるというものです。

例えば「今日から毎日4時間勉強します」と自分以外の誰かに表明する、などです。

また私の経験で言いますと、

「自分以外の誰か」は「この人に印象悪く思われたら生きていけない悲しくなる」

にすると効果が高くなります。

SNSのインフルエンサーが「これやります!」と宣言をして達成しているのも

数千人、数万人という自分を信じて支えて応援しているフォロワーに対して

期待を裏切りたくない、未達成だった場合のリスクがデカいからです。

一方でそこまでフォロワーが多くなく、実績もない状態のSNSアカウントで宣言をしても

未達成だった場合のリスクが小さい、特に困る状況にはならないので

誓いを破るハードルがグンと下がってしまいます。

ですので最初はSNSではなく、近親者や親友、講師など

決して期待を裏切りたくないような人たちに「他人の目」になってもらいましょう。

絶対にやりたくない罰ゲームを設定する

前述した自制心を鍛えることにも繋がりますが、

はじめの内は目標や難易度が高くない課題が多いので

多少なり「なんとかなるだろう思考」が働きやすくなります。

そこで、もしも未達成にだった場合に「絶対にやりたくないハイリスク罰ゲームを設定します。

100mのバンジージャンプをする

30万円分の高級焼肉を奢る

富士急ハイランドの戦慄迷宮に一人で挑戦する

「これはヤバイwww」「俺なら逃げるわ」

そんなコメントが来るようなリスクを、宣言と同時に背負ってみましょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回のお話のカギとなるのは

自制心を鍛え、自律して自己管理する

ことを目標にすることで、より良い結果に結び付けられるようになります。

ぜひ自分の今の状態と比較して、成長へのヒントにしてください。