マインド

完璧主義だった私が完了主義になるために実践しているおすすめトレーニング法3選

こんにちは!テツです!

今回は「完璧主義だった私が完了主義になるために実践しているおすすめトレーニング法」を3つご紹介します。

完璧主義から完了主義になりたい

業務スピードをアップさせて結果を早く出したい

より多くの仕事を任されて評価されたい

あるいは

まだまだ完璧を求めて作業をしてしまう

何かいい方法やコツはないか

このように考えている方向けの内容になっています。

以前の記事もぜひ参考にしてみてください。

【マインド】完璧主義をやめたい、先延ばしをなくす方法を簡単解説こんにちは!テツです! 今回は「完璧主義をやめたい」「やらないといけないことを先延ばしにしない」 という悩みへの向き合い方に...

「完了主義」になりきれない心の中の本音

【理由1】いざ報告して「この程度ですか?」と相手を失望させてしまうのではないかという恐怖感

期待はずれだったらどうしよう

そんな恐怖感から報告や途中経過の連絡に対するハードルを自分で上げてしまいます。

けれど内心では

期待を裏切りたくない

「こんなにステキに仕上げていただけるなんて」と喜ばれたい

という気持ちも同居しているのではないでしょか?

あるいは進捗状況や途中経過の報告をすると、制作内容のネタバレになってしまうから

サプライズ感がなくなるのが勿体ないと考えているかもしれません。

【理由2】持てる全てを出し切った完璧の先にしか成長がないという誤解

ドラゴンボールに登場する孫悟空やベジータ曰はく、

サイヤ人は死の淵から生還すると戦闘力が上がるといいます。

これ、一般人の私たちも何となくの経験はあるのではないでしょうか?

あの時は必死で大変だったけど、今ではそうでもないわ

作業を行いながら自分の経験不足や技術不足を認識していきますが、

それを補いながらいつまでの作業をしていってしまうといつまでも終わりがありません。

フリーランスを目指すなら自覚しなければならないこと

本来の目的は「クライアントの評価基準を満たすこと」

超大事です。

そして意外とこのことをしっかりと意識して作業を進められていない人が多いです。

完璧主義で時間をかけすぎてしまっている人は評価軸が自分になってしまっています。

ぜひ振り返ってほしいのですが「クライアントに喜んでもらいたい」という気持ちの裏に

もっと評価されたい

もっといいものを作りたい

もっと自分のできることを増やして成長したい

という思いが強く住み着いてしまっているのではないでしょうか?

この思いが強ければ強いほど、自分が納得できるものができるまでは完了と言えないと

考えてしまい、作業時間も多くなり、スピードも無いに等しくなってしまいます。

重ねてお伝えしますが、要望や好みの答えはクライアントの中にあり、

最終的なOKを出すのもクライアントです。

そしてクライアントからの信頼を得るために私たちが優先して示すのが

スピードと量です。

【最優先】

・最短で着手し、数日以内に必要なコンテンツをすべて落とし込む

・クライアントが向いているベクトルの方向と一致していることを確認する

※ここまでが一致していれば「ちゃんとわかってくれている」と信頼は得られます。

【腕の見せ所】

・クライアントにとってメリットとなる情報や機能を提案する

・見栄えを良くする

先日私は、母の誕生日に贈る用に、お花屋さんに行って花束を作ってもらいました。

私がお伝えした要望は母の好きな色、誕生日に贈ること、予算の3つだけです。

お花屋さんは、このたった3つの要望をもとに様々な花をいくつも組み合わせ、

わずか20分でとても美しい花束を制作してくださいました。

途中、「このお色のお花があるのとないのとではどちらがお好きですか?」と、

こちらの要望や方向性と擦り合わせをしてくださり、一旦完成してからも、

「気になる個所はございますか?」「追加したいお花屋お色はございますか?」

と私に聞きながら、よりよいブラッシュアップを目指そうとしてくださいました。

これだけでスピードも提案力も大満足ですし、「またお願いしたい」と

そのお花屋さんへの信頼も置くことが出来ました。

完了主義になるためのトレーニング方法

(5分+25分)×2回の制約を設ける

まずはスピード感をもって対応できるようにならなければなりません。

とはいえ、全く形になっていないというのでは練習になりません。

やることが決まったら以下のように進めます。

5分…やること、やらないことを決める

25分…前半戦

5分…休憩、前半戦の振り返り、後半の準備

25分…後半戦

 

以上1時間を1ブロックとして作業を進める

例えば1日に3~4時間の作業が可能であれば、3セット分の作業が可能になります。

フィードバックをもらうまで追加や修正は一切NG

1時間の作業が完了したら、添削を受けましょう。

たった1時間の作業ですが、やった内容についての修正やアドバイスがもらえます。

また方向性に沿って何をプラスしたらいいかも聞くようにします。

すると、自分で考えていたこと以上の客観的なアドバイスがもらえます。

時間さえあればあれもこれもと自分でどんどん増築していたと思いますが、

果たして自分の意図通りに進んでいるか、矛盾点がないかは他人の目の方が優れています。

OKがでたらそこで一旦終了、それ以上の追加や修正はしない

まだまだ気になる個所があったり、もっとこうしたいなという気持ちがあっても手を加えてはいけません。

なぜならそれは「完了主義へのトレーニングとしては優先度が低い」ことだからです。

同じ内容の作業にいつまでも着手するのではなく、次の作業に移りながら

「どうすれば時間内にやりたいことをより多くできるようになるか」

にフォーカスしましょう。

量をこなすことで作業慣れし、同じ25分×2回の中にもスピードと質が向上して現れます。

ゆくゆくは人が何時間も何日もかかる作業が、たった数時間で出来るようにもなり、

クライアントワークになっても評価されるようになります。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

初めは中々に時間がかかって、満足のいくものは作れないかもしれません。

あるいは「作った」とみなしてカウントすることもイヤと感じることでしょう。

しかしこれ未来に大きな成果を出すために必要な下積み経験だと思ってください。

未来のクライアントに大満足をしてもらうためにも、必要な経験は今しておきましょう。